センシンレンの効果について

先のページにセンシンレンについて効果があるといわれている病気や・症状について説明いたしましたが、 実際センシンレンというものがどういったもので、どんな効果があるのかここではご説明いたします。

アンドログラフィス(センシンレン)は別名「キングオブビター」と呼ばれるくらいに非常に強烈な苦みを持つキツネノマゴ科の植物になります。
原産地はインドやパキスタン、ベトナムやインドネシアなどの東南・南アジア地域で栽培されており、中国等の一部温暖な地域でも栽培されているのがわかっております。
ちなみに現在では南アメリカやアフリカなどの温暖な地域(熱帯地域)でも栽培されております。

従来これらの地域では薬草として古くから利用されておりました。
例えばインドで有名なアーユルヴェーダ医学ではアンドログラフィスの苦味に強壮作用があるとされており、また熱をとりのぞき炎症を抑える働きがあるとの言い伝えられていることから発熱、咳、胃腸炎、皮膚炎、疾患等に利用されております。
またインドのとある地域ではハーブをそのまま利用し、発熱は腹痛の対処法に使用しています。

中国では「穿心蓮」 と呼ばれ、アーユルヴェーダと同様に感染症の予防や疾患の対策、皮膚の炎症や火傷等の化膿を予防する目的などに用いられています。
タイやマレーシア、ベトナムなどの東南アジア地域でも発熱や腹痛、下痢などに用いられています。

近年様々な医療機関や分野での研究によってこの「アンドログラフィス」が白血病細胞に対して強い細胞分化誘導活動を行う事がわかってきました。細胞分化によってがん細胞の成長を抑える事が出来ます。またアンドログラフィス(センシンレン)から抽出されたエキスは白血球の細胞増殖機能の免疫力高める事が明らかにされました。
もしこれが様々な臨床試験の結果がんの特効薬になるとすれば画期的な事になるでしょう。

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