栽培方法

センシンレンは元来インドやインドネシア、タイ、マレーシアなどの南アジア~東南アジア地域にかけて自生している植物です。
生産量についてはインドが世界一の生産量をほこっておりその生産量は2,000トン程度といわれていますが、それでも不足している状態が続いています。

センシンレンはインドの伝統医学アーユルヴェーダで長年用いられてきたハーブで、センシンレンに含まれているアンドログラフォリドという活性成分が人体の免疫システムを高める効果があるという事が長年の研究でわかってきており、現在欧米を中心として世界的に注目を集めています。

センシンレンに豊富に含まれている成分「アンドログラフォリド」が、体温の上昇と免疫力の向上に働きかけるという効果があると注目を浴びたことで、様々な病気治療や病気予防に対して効果があるのではと数多くの医学博士によって報告されています。
がんやウイルス性の病気にかかったひとの改善体験や臨床試験で白血病の細胞が約99%も壊死したとも言われており、様々な細菌性・ウィルス性の疾病や疾患にも効果があるという研究結果が世界中で報告されており、今後ますます研究が進められているハーブです。
現在日本でもセンシンレンを栽培しているところがあります。ではどのうにして栽培しているのでしょうか。

【栽培方法】

・環境・土壌について
センシンレンは日の当たる水はけのいい場所を好みます。日光さえ十分確保できれば土は園芸用の土で問題ないです。

・芽出し
種は2次休眠しないため、地温が17度あればいつ蒔いても大丈夫です。

・定植
約10センチになってから植え付けてください。

・水やりについて
水を上げすぎるのはよくないので、土の表面は常に乾燥気味くらいのほうがいいです。葉っぱに元気がなくったときに水を上げる程度で大丈夫です。

・肥料
肥料はそんなに必要ないので、毎年春くらいにあげてください。

・受粉
5~6月に開花します。採種する場合は、湿度が高い日本では花粉は飛散しないので、雌株の珠孔管に花粉をつけた葯を接触させて受粉させてください。

・収穫
ある程度の大きさになれば刈り取ってください。

・越冬
センシンレンは一年草のため冬になれば枯れてしまいます。こぼれた種で良く年春に増殖します。

このページの上へ戻る