冷え性(冷え症)の改善①

前ページで冷え性の原因について説明しましたが、このページではどうすれば冷え性は改善されるのかをご紹介したいと思います。

①栄養バランスのいい食事

人の体というのは37℃よりも高い温度のものを摂取すると皮膚表面の欠陥を拡張させてて対熱放散を増やし、体温を温める仕組みがありますが、37℃よりも低い温度の飲食物を摂取すると対熱放散を少なくしたいおんを上げるという仕組みが備わっています。
これらのメカニズムを良好にするためには栄養バランスの取れた食事を心がけることが必要になります。
よく体温を高める効果のある食品や成分、体温を下げてしまう恐れのある食品や成分などが話題になる事がありますが、一時的な効果を生み出すことはあっても、永続的に効果があるとは限りません。日頃からバランスのいい食事を行う事が最も大切です。

②適度な運動をする

冷えの原因の一つとして筋肉量が少ない人は体内で熱量を高めることが出来ないので、冷え性になりやすいと言われています。
実は体の熱の約6割は筋肉によって作られる為、身体のあらゆる箇所の筋肉を鍛えることで冷え性を改善できます。
つまり日頃から適度な運動を続けている人と、運動不足の人では筋肉量が大きく違ってきますので、当然冷え性の割合も大きく変わってきます。

③アルコールの過剰摂取

アルコールについてですが、例えば熱燗やワインなどを飲めば体が温まると言われる事がありますが、実際飲酒をするとアセトアルデヒドが血管を拡張させてしまい、皮膚から大量に熱が放散されてしまいます。
ですので、お酒を飲みすぎてしまうと急激に体温が下がってしまいますので、冷え性のかたは特に気を付けてください。

このページの上へ戻る